Green Logs
Back to blog

ハダニの駆除と予防 — 観葉植物の夏の天敵

夏の乾燥した室内で爆発的に増えるハダニ。初期発見のサイン、被害を広げない駆除の手順、そして「葉水で予防」が一番効く理由をまとめました。

葉の色がなんとなく白っぽくかすれてきた。葉裏に、クモの巣のような細い糸がある。それはハダニのサインです。

ハダニは体長 0.5mm ほどの小さな虫で、肉眼ではほぼ点にしか見えません。でも繁殖力がすさまじく、気づいた時には大発生していることが多い、観葉植物の夏の天敵です。

ハダニを見つける 3 つのサイン

  1. 葉の色抜け: 葉緑素を吸われた跡が白い点々になり、進むと葉全体がかすれたような色に
  2. 葉裏の細かい糸: クモの巣状の糸が張られていたら、すでにかなり増えています
  3. 葉裏の動く点: 白い紙の上で葉を叩くと、赤や黄色の小さな点が動くのが見えます

「白い斑点」系のトラブルはハダニ以外にもあります。カイガラムシやうどん粉病との見分け方は 害虫と病気の見分け方ガイド をどうぞ。

なぜ夏に増えるのか

ハダニの好物は高温と乾燥です。夏のエアコンが効いた室内は、まさに理想の繁殖環境。しかも水が苦手なので、雨の当たらない室内の植物は天敵なしの楽園になります。

つまり対策はこの逆をやればいい、ということです。

駆除の手順

ステップ 1: 隔離する

ハダニは株から株へ移動します。見つけたら、まずその鉢を他の植物から離す。これだけで被害の拡大が止まります。

ステップ 2: 水で物理的に洗い流す

薬剤の前に、まずシャワーです。お風呂場に持ち込んで、葉裏を中心にシャワーで全体を洗い流します。水圧に弱いハダニには、これが一番シンプルで効果的な駆除です。

鉢が大きくて動かせない場合は、濡らしたキッチンペーパーや柔らかい布で葉を 1 枚ずつ拭き取ります。

ステップ 3: 数日おきに繰り返す

ハダニの卵は 2〜3 日で孵化します。1 回で終わらせず、3〜4 日おきに 2〜3 回繰り返すのが根絶のコツです。1 回のシャワーで安心してしまうと、生き残った卵からすぐ復活します。

ステップ 4: それでも収まらなければ薬剤

繰り返しても収まらない場合は、ハダニ用の殺ダニ剤や、ペットや子どもがいる家庭ならでんぷん由来のスプレーなど穏やかなものから試します。同じ薬剤を使い続けると抵抗性がつくので、種類を替えながら使うのがポイントです。

一番効く予防は「葉水」

ハダニ対策は、駆除より予防のほうが圧倒的に楽です。そして一番効く予防が、葉裏までの定期的な葉水です。

葉水の正しいやり方とタイミングは 観葉植物の葉水のやり方と効果 に詳しくまとめました。

被害を受けた葉はどうする?

色が抜けてしまった葉は、残念ながら元には戻りません。ただし慌てて全部切る必要もありません。光合成できる部分が残っているなら、株の体力のためにしばらく残しておき、新しい葉が育ってから整理するくらいでちょうど良いです。

まとめ — 乾燥させないことがすべて

「最後に葉水したのいつだっけ?」も「水やりいつだっけ?」も、覚えておくのはなかなか大変です。Green Logs は水やりの記録と次のタイミングの通知を無料でできる水やり管理アプリです。お世話のリズムづくりに、よければ使ってみてください。